2020/11/16 18:46

前回のつづき。

退職してからは、いざ行動!

NY、シアトル、カナダへ一人旅。

NYでは友達の家に泊まらせてもらい、
かなりお世話になりました。
NYはやっぱりデカくていろんな魅力がある所でした。
黒人さんかっこいい…♡

"五感で感じる"を、テーマに、
ただの観光地巡りで終わらないようその土地や街の歴史を調べて行ったり、現地の人にプチアンケートを実施してみたりと、10日間かなり濃い時間を過ごしました。
アンケートは緊張しすぎて、結局2人だけしかやってません。
でもすごくいい質問だと、大学の教授2人組に言われて、それだけでも満足!

アメリカは多人種でいろんな個性や価値観がある分、周りと同じじゃないと違和感を持つ日本人とは大違いやなと感じました。
他人と違って当たり前。
ただその分みんなの個性が強いやろうから、個性が弱い人はNYで勝ち抜くことは難しそう。
眠らない街NY。
朝までずっとネオンピカピカ
窓を開けるとタクシーのクラクション
マンションの42階じゃなさったら
夜は寝れへんかったやろうな。

かなり面白い、興味深い街でした!!


その翌年の夏、ワーホリに行くつもりでしたが、特に行きたいと思う国がなく、"それなら何か自分にできることがしたい。写真を撮るのが好きだから、写真で人を笑顔にしたい"と思い、次は国際ボランティアに挑戦しました。

場所はアフリカのタンザニアです。



まさか自分がアフリカに行くなんて…
発展途上国に行くなんて…
タンザニアでは小学校のペンキ塗りと、異文化交流がメインでした。

最初は発展途上国=貧しくて、物乞いされる
という勝手な固定観念を持っていました。
でも実際に行ってみて、自分最低やなと思いました。

みんなほんっっとに優しくて、
困ってたら助けてくれて、
何より子供も大人も笑顔が絶えないのが印象的でした。
(もちろん盗難、スリ、危ない所はあるので注意)

現地の人の普段の生活は私たちと比べると不便なことだらけだと思うけど、日本が贅沢すぎてそう感じるんだろうなと思います。

しょっちゅう歌っていたり、
踊りが好きだったり、
休憩が多くて仕事もゆっくり楽しく。

今日中に終わらさないとあかんから時間外でもやろう!なんて考え全く無かったです。

今日はペンキが無くなったからもぉ終わり〜
みたいな。
無くなりそうやから買い出しに行くとかじゃないんや。
まだ終わる予定時間の2時間前やけど終わりでいいんや。
みたいな。

スローライフ

日本では慣れないことやから
余った時間をどう過ごしていいかわからなくなった自分にも驚きました。

ゆっくりコーヒー飲んだり、
本を読んだり、
歌ったり、
ぼーっと日向ぼっこしたり…

アフリカ文化最高やん!

これとは反対に問題点としては、
1番はゴミの知識について。
知識か乏しいのか、わかってるけどやらないのかわかりませんが、
普通にビニールゴミをポイ捨てしちゃう。
イタリア人のボランティアスタッフが、捨てたらあかんやんって注意してたけど、「いいのよ〜」みたいな。
学校の裏の庭にでっかい穴を掘って、ゴミは全部そこに入れてといて、いっぱいになったら一気に焼く。
ビニールもペンキの缶も全部。
街を通った時も川はゴミだらけ。

その辺の知識をきちんと教える必要があるなと思いました。
知らないなら仕方がない。
でも、これがアフリカだからいいのよ〜と、受け入れる気が無いのはかなり問題かと。

結局こうしてボランティアに来た人が教えても、自分たちの今までの生活や文化だけを大切にして、新しい知識を取り入れようとしなかったら、状況変わらないですよね。。

普段の生活でもいえることですが
人のアドバイスは聞いて、いったん受け入れる。
そのアドバイスが本当に必要か考える前に
聞き流すのは良くないですね。。

もちろんみんながそんなでは無いですが、
ちょっとアフリカloveが強すぎてか、大事な事を自分たちで蹴り飛ばしてるように感じました。

こういう事も体感できたことは
かなり自分にとって大きい経験でした。

固定観念は視野を狭くする。
不安と戦いながらもタンザニアに行く事を決めてほんとに良かったです。

今まではテレビでのイメージや噂程度の軽い知識だけで発展途上国のことをわかったつもりになっていました。
今も全然わかってないことですが。
この経験から、本当にやるべき事や改善すべきことはもっと根本的な所なんだなと知ることができました。

そして社会のため人のために動くことは、結局は自分のためになってるなと思います。


自分で言うのは変かもしれませんが
退職してからほんまに成長したなって思いました…(笑)

アフリカに興味がある人はぜひ行ってみて欲しいです。
事前準備、予防接種、あとは何事も余裕を持って予防線張ることはかなりおすすめします。。