2020/11/16 19:12

ワーホリ協定国を検索し続けてたどり着いたのが

デンマークでした。


いろんな点にピン‼と来て

翌年の2019年8月初旬にデンマーク出発を決めました。

このことを周りに伝えると絶対聞かれるのが、


・何しに行くん?

・なんでデンマークなん?

・デンマークってどこやっけ?


です。

ワーホリ=英語圏(カナダ、オーストラリア、NZ、イギリス etc)ですよね。


私がデンマークを選んだ一番の理由は

''フォルケ ホイスコーレ''に興味を持ったからです。




デンマークは治安が良く、

英語を話せる人が多いというのも大きな理由のひとつです。


まずフォルケホイスコーレ とは?

''「フォルケホイスコーレ」は、デンマークで生まれた全寮制の成人教育機関である。原則として17歳半以上であれば、国籍・人種・宗教を問わず誰でも入学でき、試験や成績評価などは一切ない。 哲学や政治、音楽、アート、デザイン、スポーツなど学べる内容はフォルケホイスコーレごとに異なるが、民主主義的思考を育み、知の欲求を満たすための場であることは、どのフォルケホイスコーレにも共通している。

国際問題や社会課題に関心の強い学生もいれば、将来自分のやりたいことを見つけるために在籍している学生もいる。ここはデンマーク人が比較的多いフォルケホイスコーレのため、多くの留学生はデンマークの文化や教育に興味を持っている。 多くのフォルケホイスコーレには、1月始まりの春タームと8月始まりの秋タームの2つがある。1タームはおおむね3〜6カ月。''

By http://plus.clisk.com/article/2805.html


''フォルケホイスコーレとは、北欧独自の教育機関です。 フォルケホイスコーレの特徴は、試験や成績が一切ないこと、民主主義的思考を育てる場であること、知の欲求を満たす場であることです。 加えて、全寮制となっており、先生も含めた全員が共に生活することなども代表的なフォルケホイスコーレの文化です。 生徒はみな国籍関係なく国からの助成金を受けることができ、学費の一部を払うだけで入学できます。 もともとフォルケホイスコーレは、哲学者であり教育者でもあるデンマーク人のグルントヴィが「すべての人に教育を」というコンセプトのもと、主に学校に通えない農家に育った人などを対象に創設しました。''

By http://www.ifas-japan.com/about/


ざっくりまとめると、

・大学でも専門学校でもない場所で、デンマーク特有の学校

・全寮制で生徒と生活を共にする

・自分と向き合い人と話す場

・試験、成績がない

・民主主義思考を育む(自分たちの意見や考えで生活を良くしたり物事を決めていく)

・メイン科目とサブ科目があり、自然、アート、科目はさまざま

・費用は政府が援助してくれてるので学費が安い


という感じです。


デンマークの人はギャップイヤーといって、高校から大学に行く前に、自分は何に興味があるか、何をしたいかなどを考える期間を一年ほどもち、海外に旅行したり、このフォルケホイスコーレに通う人が多いそうです。

学校によると60歳ぐらいまで入学を認める学校もあるそうなので、年上の人との出会いが増えるだけですごくいい刺激になりそうですよね。


自分と向き合う事って難しいなとつくづく感じていた私にはとても興味のある学校です。

しかも日本はインプットメインの学校が多いですが、デンマークはめちゃくちゃ民主主義なので議論や意見を言い合って授業がすすめられます。

アウトプットメインなんて今までなかったので絶対圧倒され何も言えないだろうなということは目に浮かびした(笑)


意見を言い合うことはバトルチックなイメージがありました。

でも実際はたとえその人と反対の意見を持っていても、意見を否定したとしても個人を否定するような態度は一切せず、また話をよく聞いてお互いの意見を受け入れようとする姿も印象的でした。


他人の違う意見を聞くことで、視野も広がるだろうし、話すことで自分の頭の中を整理することにも繋がるからすごく大切な時間だと感じました。


ワーキングホリデーで海外に行く例として、最初に語学学校に3か月行って、バイトしたり旅行したりするというパターンが多いかと思います。

私の場合は、フォルケってどんな場所なのか?どういうことを考えるテーマにするのか知りたい、世界の社会的なことも知りたい、自分について知れるきっかけが欲しい、好きな音楽もしたい、学校が修了したら現地で働きながら暮らしたいなというイメージで最終的にデンマークに決めました。


言葉の壁というでかい問題について考えるのはとりあえず考えませんでした。笑